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賢く 優しく 逞しく

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校長室より

2学期に入り、あの夏の異常なほどの暑さから、少し解放されたような爽やかな秋風の吹く朝になりました。9月の全校朝会は、久しぶりに座らずに立ったままの姿勢で、しっかり話を聴くことができました。今月は、学校教育目標の2番目にある、「優しく」について、中国の説話を通して子供たちと考えてみました。自分のことばかりでなく、他人のことを常に考える生き方、日本人が大事にしていたもののような気がします。
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 皆さんおはようございます。2学期が始まり半月が過ぎ、毎日勉強や運動に頑張っている様子を見て、嬉しく思います。ただ、少し最近怪我が多いので、十分気を付けてほしいと思います。
 さて、学校では毎日いろいろなことがあります。時にはクラスの人たちや通学班の人たちなどと喧嘩をして、仲が悪くなってしまったりしませんか。自分の事だけ考えて、相手の人のことまで考えられなかったことはないでしょうか。いつも、相手の気持ちを考えて行動しているでしょうか。意外と難しいことです。でも、大事なことです。今日は皆さんとこのことについて考えてみたいと思います。

 中国には、「天国と地獄の長い箸」という昔話があります。
天国と地獄にはどちらにもたくさんの料理が、丸いテーブルにのっています。天国の住人も地獄の住人も一人一人長い箸を1膳ずつ持っています。
(箸を見せる)
長さは1メートル以上あります。ですから、自分で 食べようと思っても箸が長すぎて食べることができません。
(やってみせる)
地獄の住人は自分のことしか考えません。人のことなどおかまいなしです。われ先にと料理を食べようとします。ですが、長い箸では、ちっとも料理を食べることができません。「おまえが悪いから食べられないんだ」「うるさい、」地獄の住人は、とげとげした言葉で人を責めます。そして、いつもお腹をすかせています。

ところが、天国の住人はいつもお腹いっぱいで幸せな顔をしています。不思議ですね。どうしてでしょう。なぜなら、自分の長い箸を使って「お先にあなたからどうぞ」と言って正面の人に食べさせていたからです。すると、「どうもありがとう。今度はあなたがどうぞ」と言って長い箸を使って食べさせているのです。ですから誰もが満腹でした。天国は自分の事だけでなく相手のことを考えているので、みんな笑顔で幸せにあふれています。

このお話から、皆さんはどんなことを感じますか。皆さんだったら、地獄の住人と、天国の住人のどちらになりたいでしょうか。
人の気持ちを考えて行動をすると、優しい気持ちになれると思います。逆に自分の事だけ考えて行動していると、周りの人は悲しい気持ちになり、回り回って、自分が悲しくなってしまうような気がします。やさしい人というのは、いつでも、どんなときでも人の気持ちを考えることができる人だと校長先生は思います。これは、とても難しいことです。大人の人でもできない人がたくさんいるくらいです。難しいことですが、皆さんには、素敵な、やさしい人になってほしいと思います。(平成30年9月19日 全校朝会)

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